Rトピックス
【指宿市】仕事5:郷土菓子の老舗名店
text=佐藤孝洋(鹿児島R不動産/Nuff Craft)

地域と向き合い、地域の課題解決に興味がある人におすすめです!

創業97年。初めてさつまいもを使い、お菓子を作ったとされる御菓子司「鳥越屋」。温泉郷、指宿市の湯治宿や商店で栄えた子宝通りは、指宿市で最も賑わっていた場所でした。その通りの移ろいを見続けてきたお菓子屋さんが、今、地域へできること。


お店の外観。この日陰へ涼みに、地域の方と観光客の方が集います。
子宝通りの憩いの場

御菓子司鳥越屋は、幅広い世代の地域の方々から愛されている場所です。
小さい子が1人で買いに来たり、高校生達がカフェのように立ち寄るかと思えば、お中元にとお婆ちゃんがやってきます。


初めてサツマイモを使ったお菓子「いぶすき路」。ニッカ風味の素朴な味わいが、お芋の甘さを引き立てます。
初めてサツマイモを使ったお菓子の誕生秘話

戦後の鹿児島市民にとって、サツマイモは食べ飽きられたものでした。
先代がお菓子作りの勉強のため、福岡に住む先生の所へ出向きます。
お礼として差し上げた芋をみて、「このお芋を使って、お菓子を作ったらいいのに」という言葉をいただきます。それをきっかけとなり、新名菓「いぶすき路」は完成します。

後に天皇献上銘菓に選ばれ、総理大臣賞を受賞。指宿市の特産品の先駆けであったのではと、三代目代表の鈴木さんが教えてくれました。


いつもハキハキと元気な鈴木さん。摺ヶ浜(すりがはま)地域の代表のひとりとして、活躍されています。
子宝通りからはじまる町興し

鳥越屋の店内には、広い空きスペースが用意されています。
「子宝通りに活気を取り戻したかった。だけど、私ひとりができることには限りがあるから、お店の半分をイベントスペースとして貸し出すことにしました」
そこでは、音楽会や劇などのイベントが定期的に行われるようになり、以前より通りに人が集まってくるようになったそうです。

「民間レベルで地域の課題を解決しながら、地域の子どもたちを巻き込んで、大人の働く姿を見せていくことが大切です。こんなに生業があるなら外に出て行く必要ないって思われることをし続けたい」と鈴木さんは語ります。

地元の元気がなくなっていくことは、すごく残念なこと。
同じような思いを持つ人にとって、こうした地域と向き合っている鈴木さんの姿は、きっと何かのヒントになるはずです。今後の活動に注目です。

<会社概要>
事業主:御菓子司「鳥越屋」
出勤日数:週4日程度
勤務時間:9:00~19:00(内6時間程度)
サイト:http://www.torigoeya.co.jp

<業務内容>
・販売接客
・軽作業(箱折りや箱詰め等)
・地域のお手伝い(草刈りやゴミ拾い等)
・地域活動のお手伝い(イベントの準備、設営など)
※動きやすい服装でお願いします。
※エプロン支給

<募集概要>
募集定員:2名
応募締切:2016年8月7日(日)
就業開始日:2016年8月18日(木)~
報酬:なし(※就業体験のため、報酬はありません)
交通費:1日500円支給

南薩トライアルステイのお申し込み・お問い合わせはこちらから