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column 2013.10.31
 
鹿児島R物件特集
vol.4【番外篇】「鹿児島の週末旅行」
冨ヶ原陽介(鹿児島R不動産/Nuff Craft 株式会社)
 

番外篇。物件ではなく旅の案内です。鹿児島に引っ越したら、週末こんなところに出掛けられますよ!

どこまでも続く緑のトンネル。鹿児島県出水市の「東雲の里あじさい園」で出会える風景です。

前回まで少しお堅い話が続きましたので、ここでひと休みとして僕が好きなお出かけスポットをいくつかご紹介したいと思います。バリバリ働いた日常から自分を開放してくれて、また頑張って働こうという気持ちにさせてくれる、週末旅行にぴったりの場所を選びました。そこで見えてきたのは、鹿児島の自然や人との触れ合いがパワーを与えてくれるということ。派手な商業施設はここには出てきません。

今回紹介する3つのスポットの場所です。

鹿児島オススメスポット01 出水市・東雲の里あじさい園

手前の山を含め、ここから見える景色のほとんどが「東雲の里」。今も進化を続けています。

出水市は鹿児島の北西部、熊本県との県境にあります。鹿児島市を出発して高速道を降りても、さらに1時間半は車を走らせなければなりません。目指す「東雲の里あじさい園」は出水市街地から車で約40分。5万坪にも及ぶ、2つの山をまるごと使ったこちらには、10万株のあじさいが植えられています。背の高い木々やさらさらと流れる小川といった自然をそのまま生かした園内の各所に、陶芸家でもあるご主人の工房とギャラリー、茶屋や展望台、2日1組限定の宿が点在しています。いくら僕が山で働いているとはいえ、このスケールにはさすがに圧倒されました。驚くことに、あじさいはすべてご主人がこつこつと植え続けたものなのだとか。さらに梅雨の時期以外にも楽しんでほしいからとモミジとサクラを足したそうです。

ここを訪れたらぜひ遊歩道を散策してください。まるで迷路のようで、この先には何があるのかと冒険心がくすぐられます。途中には色とりどりのめだかに出合える「めだかの学校」という名の東屋や、いまどき珍しい石風呂、木立のトンネル。ちょっと頑張って3キロコースに進むと、滝を見ることができます。

山の冒険を終えると、体は疲れているはずなのになぜか心地よい。きっと澄んだ空気と美しい緑のおかげでしょう。茶屋でいただいたゴマアイスの味は格別でした。

DATA
東雲の里
鹿児島県出水市大川内2881(MAP
定休日:不定休
営業時間:9:00~17:00
TEL:0996-68-2133
URL:東雲の里 あじさい園
アクセス:出水市街地より国道447号線を伊佐市方面へ車で約40分。途中の案内にしたがって

ご主人の作品や古道具が展示された茶屋は、いつも長居してしまいます。

(左)「めだかの学校」。(右)ゴマアイスだけでなく、ランチも食べられます。

鹿児島オススメスポット02 伊佐市・曽木発電所遺構

限られた期間だけ湖面から姿を現す建造物。ここはかつて発電所として使われていました。

滝幅が210メートルもあることから「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる名瀑「曽木の滝」。この周辺ではかつて、滝の落差を活用した水力発電が行われていました。明治40年に曽木第1発電所が完成。同42年に曽木第2発電所が建造され、ここで作られた電力は熊本県の工場などにも供給されたそうです。昭和40年のダム建設に伴い、曽木発電所は運転を止めて湖底に沈むことになりました。
……という歴史的背景を踏まえたうえで次にご紹介するのは、鹿児島県の北部・伊佐市にある「曽木発電所遺構」です。

湖底に沈んでしまった発電所は、5月から大雨に備えてダムの貯水量を減らすため、9月までの期間は対岸の展望台公園からレンガ造りの建物の全貌を見ることができます。ここを訪れた日も貴重な景色を写真に収めようと、すぐさま撮影会が始まりました。

湖面の高さは人為的な操作で変わるものですが、水位が上がる時期には静かに眠るように再び姿を隠します。そう考えると、とても神秘的な眺めです。

ちなみに、「曽木発電所遺構」を眺めるための展望所も魅力的です。ここには自然たっぷりの遊歩道を抜けていきます。視界が開けた場所に展望所があり、すぐ近くにはベンチが階段状に並べられ、まるで森の学校のようです。

DATA
曽木発電所遺構
鹿児島県伊佐市大口曽木(MAP
定休日:なし 
見える時期:渇水期の5月~9月
URL:曽木発電所遺構(PDF)
アクセス:栗野ICより国道268号線を曽木の滝方面へ車で40分

発電所を見渡せる展望台の後ろにある森の中のベンチ。

鹿児島オススメスポット03 指宿市・鰻地区

温泉の蒸気を利用した「スメ」。みんなで使う調理器具です。

最後に選んだのは、薩摩半島の南端・指宿市の鰻地区。大鰻の伝説が残る鰻池のほとりにある温泉街です。街に入ると、そこは異空間でした。昔ながらの日本家屋がつくる街並みもそうですが、多くの家の庭から湯けむりが上がっているのです。その正体は「スメ」と呼ばれる噴気孔。地元の人が日常的に使う調理器具で、この上に食材を乗せて蒸し料理をつくるそうです。観光客用のスメも用意されており、区営の共同浴場で受付をすれば温泉卵を作って食べることができます。

鰻地区では、人の温かさに感動します。自宅のお風呂よりも共同浴場をよく利用するというこの地域の方々は、夕方に温泉に入ったあと、申し合わせたわけでもないのに自然と集まり始めます。「お疲れさまー」「今日は早いねー」なんて挨拶を交わし、それからは今日の出来事を語り合う時間。お風呂と語らいがセットになっているようです。会話の中に観光客が入ることも大歓迎で、「どこから来やったとな(どこから来たの)?」とあちらから声をかけてくれます。僕の場合は話が弾んで、さつまいもをいただいてしまいました。初対面は緊張するものですが、こんなに明るく迎え入れられると癒やしさえ感じてしまいます。束の間ではありますが、街の一員になった気分。数回訪れるうちに「また来ました」と言えるほどの仲になり、ときには人生の相談もしてしまうかもしれません。

DATA
区営鰻温泉(鰻地区の共同浴場)
鹿児島県指宿市山川成川6517(MAP
定休日:毎月第1月曜日
営業時間:6:30~20:00
TEL:0993-35-0814
アクセス:指宿市街地より南へ車で20分

もくもくと立ち上る湯けむり。温泉の香りが一帯に漂います。

即席の集会所での語らいが、この地域の人たちの日課なのかも。

いかがでしたか? 機会があればあなたも訪ねてみてください。行けばきっと元気がもらえますよ!

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