カクカクした建物ばかりに目が行きがちなわたしですが、今回もブレずにカクカクした物件をご紹介。 それと同時に選ぶ色にも傾向があるんじゃないかと思い、過去の物件を見返すと、やはりありました。白を選びがちです、わたし。 もれなく今回もカクカクしろしろした物件ですが、なぜ白に惹かれるのかと不思議に思い、色の心理効果を調べてみたので、その内容は後半で。
鹿児島市上竜尾町。 鹿児島市の中部に位置し、町域の南端には国道10号線が通っている。 上竜尾町という地名は江戸時代から存在し、鹿児島城下のうちとして武士の屋敷が多く存在していたそう。 現在の鹿児島繁華街が天文館・鹿児島中央駅エリアに移る前は、上竜尾町含む鹿児島北エリアが鹿児島の中心地であったため、今も小学校や中学校、病院やスーパーなど、昔の名残を残しつつも住宅街として古き良きを残すエリア。 本物件は町域の山手側にあり、高台にある住宅街の端にある一軒家。 生活道路のため車通りは少なく、高台ならではののどかで気持ちの良い景色や風を感じることができる。少し歩けば桜島も一望でき、江戸時代の武士たちも同じように桜島を眺めていたのかと感慨深い思いにもなることでしょう。
本物件は、リフォームが施され和室と洋室の組み合わさったシンプルな内観。一つひとつの部屋の間取りや窓が大きく確保されているため開放的な印象。駐車場も3台分のスペースがあり、余裕を持った生活ができるだろう。
さて、色の話題に戻り、まず調べて驚いたことは、色の持つイメージが人の心理に与える効果というものは、科学的には十分に解明されていないのだそう。 『赤はエネルギーがある』とか『緑は安らぎがある』とか聞いたことがあったので、てっきり科学的な根拠があるのかと思っていました。 しかし、科学的根拠は十分に解明されていなくとも、年代や性別によって好む色の傾向はあるようなんです。 一般的に幼児は、彩度が高い色を好む傾向にあるようで、その中でも男の子は青や緑、女の子は赤系を好むようです。成長とともに男女の差はなくなり、50歳前後では純色よりも明るく淡い色を好む人が増えるようです。年齢が上がるにつれて、刺激の少ない色を求めるのだそう。
白はどういうイメージがあるのか、どんな場合に好まれる傾向があるのか調べてみた。 結論、白のイメージは、純粋、清潔、明るい、平和、自由、未来などを連想させ、光によって明るくなっているであることから、純粋で清潔なイメージを与えてくれるのだそう。 自由ある未来を求める人に好まれる傾向にあるよう。 わたしもおそらく心のどかで自由で明るい未来を、建物に重ねてみていたのかもしれません。 皆さんはどんな想いで物事を見つめていますか?
この物件も、きっと誰かにとっての明るい未来が宿っていることでしょう。 |