平屋。
一階で完結する平屋は、住宅の機能を集約した次世代の暮らしとマッチした住宅。言い方を変えると無駄を一切省いた究極のシンプルな間取りの家といえる。 「モノが少なく、シンプルな暮らしがしたい」、さらには「年をとって長く住めて、かつ機能的にも優れた家にすみたい」という人が増えてきたことも、平屋が流行している要因のひとつ。 そんな無駄が一切ない、エネルギー効率を最大限に発揮した、最小限のミニマムな暮らしが実は日本建築を代表する〝平屋〟にある。
今一度、平屋のメリットをまとめてみた。
1.家事動線がシンプルになる →1階に部屋が集約されるため、掃除や片付けなどの家事がスムーズになる
2.コミュニケーションが取りやすい →程よい距離感を保つことができる
3.省エネ →部屋全体の風通しが良くなり、冷暖房の効率も良くなる
4.広々と解放感を感じられる →天井が高く、ワンフロアならではの解放感を味わえる
平屋の間取りは間仕切りやドアが少なく、比較的オープンなスペースになっている。平屋は家全体が一つの大きな空間で、家族のコミュニケーションが取りやすく、家事動線がシンプルに加えて、家族が一階にいるという安心感も与える。二階がないため、お子さんが巣立って、ご夫婦2人になっても空間を持て余すことがない。階段もないので高齢になってもストレスなく生活ができる。 また、「プライベート空間がないのでは?」と思われる方もいるだろう、平屋は部屋を間仕切りする代わりに、視線を遮った部屋のレイアウトにすることで空間を程良く区切っているので、プライベートな空間も確保される。
平屋は空間の中にいくつもの可能性を秘めている。玄関ホール・洋室・リビングダイニングを間仕切りの位置ひとつで大空間にも個室にも変化が可能な合理的な家だ。将来もう一室欲しくなった時は壁で仕切り、また不要になった時は取り外すこともできる。 平屋は将来のことまで考えた設計が可能な家。ワンフロアで完結するので中は広々、家事動線はシンプル、かつ余計なものを省いた間取りなのでコストも安く抑えられる。「ニミマム」でありながら家族が長く住まう快適な家と言える。
霧島市隼人町。 鹿児島県の中央部にあり、鹿児島神宮の初午祭、日当山温泉や妙見温泉などの温泉地で知られるまち。東に隣接する霧島市国分とは実質的に生活圏が一体化しており、地域は鹿児島県有数の都市である。 市内中心部に位置し、主要道路沿いの住宅街の一角に建つ本物件は、利便性も良い。 間取りは3LDK。広々したリビングが家族とのコミュニケーションをより一層楽しいものにしてくれるはず。 以前は車庫として使われていた建物も併設し、趣味の部屋やガレージとしての活用も、毎日の生活を楽しくさせてくれる。 本当に大事なものだけを大事にするものいいかもしれない。 シンプルでちいさな家が、ミニマルな豊かさを教えてくれる。 |