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温泉のすすめ | ||||||||||||||||||||
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鹿児島といえば温泉!全国的にも有名な温泉地といえば霧島や指宿(いぶすき)ですが、県内の至る場所にある公衆浴場もそのほとんどが温泉。いたってフツーの地味な外観の銭湯でも、実は美肌の湯と呼ばれるような良い泉質だったりするのが鹿児島。硫黄泉に塩類泉、ミョウバン泉、鉄泉と泉質も豊富です。 そんな鹿児島だからこそご紹介できるのが今回の物件! それがこちら、かつて「みやぎ温泉」と呼ばれ温泉好きに親しまれてきた温泉施設。 鹿児島市街地から車でおよそ30分。住宅街から田畑の広がる田舎道を抜け、くねくね曲がる山道を登り・・・本当にこの先に温泉があるの?と、いつもの物件探し同様、不安になる道のりです。外観こそ秘湯っぽさはありませんが、この道のりを行けばきっと秘湯と感じていただけるはず。 広い敷地には、温泉施設と温泉水を販売用としてパック詰めするための工場の2棟が建っています。 赤い文字で「入口」と書かれた黄色い暖簾をくぐると左手に湯場、右手には温泉客用の休憩室として使われていた広間が。その奥には、住宅部分となる和室が2間と台所、トイレがあります。 湯場は向かって左が女湯、右が男湯。女湯の方が少し広めですが、男女共に大人が5人も入れば、いっぱいになる大きさ。 ペンキで青く塗られた壁が個性的な浴室にはメインの浴槽が1つ、洗い場(水栓)が5つ。サウナなど余計なものは一切無し。実にシンプルです。 壁には温泉成分の分析表と入浴方法の掲示物、蛇口の前には行儀よく並んだ洗面器と椅子がそのまま残されています。もくもくと湯気が立ち上る中、入浴客が汗を流す音とたわいもない世間話が賑やかに響いていた空間だったことを感じさせます。 4年ほど前に閉業したとのことですが山奥にある建物の為、傷んでいる箇所も通常より多く見られます。修繕にもそれなりの覚悟と費用が必要になりそうです。源泉だけを生かして施設は新しく作り直すこともひとつかもしれません。ただ、個人的にはあの傷だらけの青い壁と岩造り風の浴槽を残していただきたい!と勝手に考えております。 「何か面白いことができそう!」と思われた方、是非ご連絡を。 |
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浴槽in浴槽?理由はわかりません。 |
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温泉分析表。実施日、昭和62年だそうです。 |
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反復入浴のすすめ! |
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男湯はキミドリの洗面器です。 |
価格 | 2,900万円 | 建物面積 | 166.88㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 鹿児島市本名町 | ||
交通 | みやぎ温泉前バス停 徒歩2分 | ||
建物構造 | 木造1階建て | 所在階 | |
築年 | 土地権利 | 所有権 | |
敷地面積 | 2,998.69㎡ | 都市計画 | 非線引き区域 |
用途地域 | その他(無指定) | 建蔽率/容積率 | 70%/400% |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | |||
備考 | 店舗(公衆浴場)付き住宅/ペット不可 | ||
情報修正日時 | 2020年1月31日 | 情報更新予定日 | 2023年6月12日 |