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column 2017.12.12
 
Rトピックス
これからの鹿児島R不動産
冨ヶ原陽介(鹿児島R不動産/Nuff Craft 株式会社)
 

山の上でR不動産を始めて、4年が経ちました。改めて、鹿児島R不動産が提案していきたいこと。

山の上に構えたオフィス。

鹿児島で小さな工務店を自宅のアパートの一室で開業したのが2003年の春でした。そこから14年が経ち今年で15年目に入りましたが、その間、本当にいろいろな出来事がありました。中でも大きな変化が2つ。6年前に山の上に事務所を構えたことと4年前にその山の上で不動産屋を始めたことです。生まれ育った鹿児島をR不動産の視点で切り取ってみたらどんなことになるのか?
期待と緊張と興奮が入り乱れながら自分たちなりに発信してきたつもりですがまだまだ伝えきることはできていません。しかし、少しずつではありますが、物件を発信し続ける中で見えてきたこともあります。それは、「やっぱり鹿児島は面白い!」ということ。これは声高らかに言えます。

オフィスの広場での定期的に開いているイベントの様子。

これからの鹿児島R不動産は、もう一度足元を見つめ直すことの必要性を感じています。鹿児島の不動産を通して見える「地域の面白さ」や「魅力的な人々」、「刺激的なこと」の数々など、この街にまだ眠るポテンシャルをしっかり掘り起こし共有したい。そして発信することで、“鹿児島は面白い”とここで暮らす私たちが誰よりも大きな声を上げたくなる街づくりの一員となれたらと思っています。

街の探索も地道に歩き回った。

不動産のスペックだけで測れない暮らしの魅力も

鹿児島の持つ潜在的な魅力は決して他の地域に比べても引けを取らないと感じています。私が思う鹿児島の魅力は大きく3つ。「豊かな自然」「美味しい食材」「寛容なコミュニティー」です。
わかりやすいローカルの魅力ですが、「暮らし」という視点で考えるとどれも“不動産”と決して切り離すことのできないものだと思っています。
例えば、「森の中で気持ちよく暮らす」、「近所にとっておきの定食屋がある」、「時々煩わしいけどいつも気にかけてくれるご近所さんがいる」
こんな小さなきっかけが、暮らす場所を選ぶ決め手のひとつになるかもしれない。
不動産のスペックだけでは測れない暮らしの魅力も積極的に提案していきます。

弊社の工務店が運営している地元の食材を使った「MATHERuBA Cafe(マザルバカフェ)」。

自然・食材・寛容なコミュニティー

鹿児島はどこにいても車で30分も走れば海にも山にも行くことができます。島も多くあり、鹿児島市内であれば種子島・屋久島はぎりぎり日帰りができるくらいの距離です。この自然に近い生活は基幹産業である第一次産業を支え、私たちの日常に多くのゆとりを与えてくれます。
この鹿児島にしかない風土や景色の魅力を、どう活かせるのか?
もしかすると、鹿児島にある自然そのものが産業となりえるのではないか?
例えば、街に暮らす人たちが、休耕地を使った週末農業にトライしてみたり、ないものを嘆くより、あるものを活かせるアイデアがあれば、鹿児島の自然は今よりもっと輝きを増すはずです。私たちはそのきっかけをこれからも考えていきたい。

南薩トライアルステイ」でのさつまいもの収穫の様子。

農業・畜産業・漁業が盛んな鹿児島は全国屈指の食の宝庫です。もちろん他の地域にも美味しいものはたくさんありますが、「食材」となると海のものから山のものまで鹿児島はとにかく豊富です。しかしながら今まではその食材を活かし、産業創出するのはあまり得意ではありませんでしたが、昨今若手の生産者が立ち上がり現状を変えようと積極的に活動を始めています。そのサポートをしようと地域のデザイナーや販売店がつながり、至るところで活発な動きが見えるようになりました。私たちは鹿児島の食の未来を担う手伝いを不動産的視点はもちろん、ローカルメディアという観点から何かできるのではないかと思っています。

南九州市でのトライアルステイ。地域住民の方も含めての交流会。

鹿児島の県民性は?と問われると、私はこう答えます。「寛容な人たちが多く、あまり細かいことを気にしない県民性です」。そんな温厚な気質だからこそ、多様な価値観や文化も柔軟に受け入れることができますし、県外の人から外国人まで温かく受け入れるコミュニティーを形成できているのではないかと感じます。そしてそのことが鹿児島の未来において必要な多くのイノベイティブな人材を受け入れる土壌をつくっているのではないでしょうか。
私たちが、鹿児島のさまざまなエリアと広く深く関わりつながり続けることで、移住希望者と地域マッチングの手助けができればと思っております。

鹿児島のポテンシャルを引き出せるようコツコツと積み上げていきます。

鹿児島の活かし方を発信し続けるメディア

企業城下町でもなく、産業を創出する力も強くない、でも鹿児島の持つポテンシャルを私たちは信じています。必ず鹿児島は日本を代表する面白いローカルになる。そのために鹿児島R不動産はこれからもコツコツと鹿児島の活かし方のマニュアルを積み上げていきます。

今後とも、鹿児島R不動産をよろしくお願いいたします!

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