8/19(土)GOOD NEIGHBORS JAMBOREE 2017
※イベントは終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました!
東京から鹿児島へ移住して3度目の夏が来た。今年も「ジャンボリー」の話題が周囲からちらほらと聞こえてくる。
GOOD NEIGHBORS JAMBOREEは参加型の野外フェスティバルである。
GOOD NEIGHBORS JAMBOREE(グッドネイバーズ・ジャンボリー)という、大人も子どもも楽しめる、参加型の野外フェスティバルがある。今年で8回目の開催を迎える。
誰でも参加ができるマーチングバンド。音楽を奏でながら校庭を歩く。
毎年8月の終わりに「かわなべ森の学校」で、音楽、クラフト、アート、食、文学、映画など、様々なジャンルの作り手が集まり、ライブやワークショップが行われ、こだわりを持った地域のお店が多数出店する。決してアクセスが良いとは言えない、普段は何も無い場所に、毎年2000名を超える人が訪れる。
地産地消を大切に考えるお店が並ぶ。
学校の教室内でも様々なワークショップを開催している。
僕がよく行くカフェや雑貨屋や定食屋などのお店の人たちに、GOOD NEIGHBORS JAMBOREEのファンはたくさんいる。僕もそのひとりだ。ファンと言っているが、東京で暮らしていた時に、GOOD NEIGHBORS JAMBOREEなんて聞いたことなかったし(すみません)、そもそも、野外フェスなどの音楽イベントに関心を持ったことが無い。その僕が一発で好きになったフェスだ。
夜の時間帯のライブ風景。
僕個人の考えで申し訳無いが、鹿児島の人たちは、細かいことを気にしない、おおらかでのんびりとした人が多く、南国のせいなのか独特なゆるさがある。ジャンボリーへ行くと、それを顕著に体感する。そして、そのゆるさがとても心地良いのだ。
校庭のシンボルツリーに作られるツリーハウス。
来場した子どもが場内アナウンスをしていたり、誰でも参加できるマーチングバンドが校庭を歩いていたり、地元食材の料理を楽しんでいたり、来場者は思い思いに1日を過ごす。鹿児島からだけでなく、全国から多くの良き隣人たちがやって来て、このお祭りを創り上げていく。もちろん、単純に音楽を聴きに来るだけでも満足できる内容となっている。初めてジャンボリーへ参加する人は、障害者支援施設「しょうぶ学園」の主宰するotto&orabuの音を是非聴いてほしい。
写真撮影:南 修一郎